商品が注目されてくると、
その情報はメディアやSNSを通じて
広がっていきます。
しかし、「広告」と「PR」では
どんな大きな違いがあるのでしょうか？
広告とPRは、発信の仕方が大きく異なります。
広告は主に企業が様々なメディアにお金を投じて
宣伝することです。
代表的な例としては
テレビのCMが挙げられます。
企業からの情報発信ですので、
企業側で商品や企業イメージを
コントロールすることができます。
その為、このアプローチは
基本的に企業から個人への一方的な
コミュニケーションになります。
一方、PRとは第三者から「いいね！」と
いってもらうことを指します。
不特定多数の人たちから「この商品いいね！」
「こんど買ってみよう」「興味ある！」など
嬉しい口コミを作り出すのがPRになります。
この活動にお金は発生していません。
人の人のつながりや信頼から生まれています。
今の時代、毎日どこにいても
たくさんの広告が流れてきます。
全ての広告の情報量を処理するのは
現実的に厳しい状況ですので、
私たちは無意識に多くの広告を
スルーするような行動をとります。
その為、広告から情報発信しても
見向きもされない状況が
どんどん増えているのが現状です。
では今の時代にどうすれば
人の記憶に残る情報を伝えられるのでしょうか？
それは自分の知り合いや、信頼できる人、
自分の好きな人がおすすめしている口コミです。
ネットで商品を購入する時、
商品のレビュー評価をみて
商品を購入したことはありませんか？
私の知り合いもアマゾンで
レビューの評価が良かったから、
商品を購入した人がいます。
このように口コミ情報は商品の購入時に
非常に重要な要素となっているのです。
多くの人におすすめだよ！と
勧めてもらえるPRが
とても重要になってくるのです。
これまでPRの重要性を
話してきましたが、
ただ商品が良くないと
PRで魅力を伝える事が出来ません。
広告では自分達で発信する内容を
コントロールすることが出来ます。
でもPRは第三者からの
「いいね！」をもらうことですので、
自分達でコントロールすることが出来ません。
だから、多くの方に「いいね！」を
いってもらえる商品じゃないと
PRの効力が発揮できないのです。
素晴らしい商品あってのPRなのです。
しかしながら、どんなに素晴らしい商品でも
認知されなければ売れません。
商品が売れない9割の理由は「認知不足」です。
だからこそ素晴らしい商品を
多くの方に伝えるために、
PRはとても有効な手法なのです。
2023.12.13